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「餅のタタリ」 坂口安吾

正月には門松を立てて餅を食べるというのは必ずしも日本全国に行き渡った習慣ではなく、特に上州では昔から正月にはウドンを食べるという習わしがあった。そこにただ一人、若いころ旅先で餅のうまさを知り村にウスとキネを持ち込んだ者がいた。その助六があろうことか宿敵の隣家の主人、平吉から、深夜池から鯉を盗もうとしたという嫌疑をかけられる。正論で身の潔白を証し立てようとしても「村の論理」に歯が立たず、結局、助六は……。〈★=3〉
判型:文庫判・スクラム製本(綴じなし)
型番 4582628021859
定価 330円(税30円)
販売価格 330円(税30円)
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